この日は海雲台<해운대 - ヘウンデ>という場所から始まる。ここは釜山におけるリゾート地の代表である。
朝10時に地下鉄海雲台駅で車組の友人らと待ち合わせをしたので、
我ら地下鉄組2人は30分前に西面駅乗り換え通路にて集合。海雲台駅へむかった。
地下鉄出口で姫がゲートを通過できないというトラブルに直面しながらも、
トラブル発生中に4人集合。そして何とか通過。外へと出る。
暑い。暑い。35度くらいであろうか。暑い。
朝から暑い。直射日光がこれほどまでに身に突き刺さるとは。たまらず暑さを友人に訴え、かき氷を食べることに。
韓国のかき氷は、でかい。かき氷というより、氷版のパフェである。 フルーツあり。生クリームあり。とにかく甘い。かえってのどが渇く味にもだえる。 結局水が一番よいことが判明した。
そんな一休みをして、海雲台の海水浴場へと歩く。
海がきれい。人がいっぱい。ここが本当に韓国なのかと一瞬疑ってしまった。
波打ち際まで歩いてみる。日差しが強いが、潮風が涼しい。これがビーチだ。しばし癒しの時を満喫した。
そんなこんなをしているとおなかもすいてきたので、近くでお刺身をいただくことに。調理をしてくれる店まで車で向かった。
ここ釜山では海に面していることもあり、新鮮な魚を食べられる。いつも素材が新鮮。そんな場所だ。
車を降り、店を決定。友人についていきながら、その店の1階にはいる。どうみてもものを食べる場所ではない。生け簀しかないのだ。友人たちは魚を選び、店の主人にお金を渡した。店の主人は次の瞬間、魚を捕まえ、包丁で頭をひとさし(!)。そのままバケツへ。3匹入れてバケツだけ渡された。そしてなにやらこのビルの最上階へ行けといった。要するに、ここで魚を選んで、最上階で調理してくれるという仕組みである。
ビルの最上階へ行くとふつうの料理屋があった。そこの店の人にバケツを渡して席に座り、しばし待つ。
しばらくするとさっきまで生きていた魚がきれいに盛りつけられ、刺身となっていた。ごめんよ、魚たち。供養のためにもおいしくいただくよ。
おいしく刺身を食べながら、幼稚な韓国語で対応しながらも会話について行けない時間が続く。このとき自分の勉強不足を一番思い知らされたと振り返る。なぜかお酒も登場し、昼間からほろ酔いになってしまった状態で食事は終了。
食事が終わって再び車で海雲台駅に戻る。ここで昨日合流した車組の2人とはお別れである。楽しい時間を本当にありがとう。テヒョンさんとユノクさん。
ふたたびソン姫と2人になり、南浦洞<남포동 - ナンポドン>に向かうことにした。地下鉄で乗り換えをしながらすぐに到着。
南浦洞は釜山で西面に次ぐ規模の商店街である。商店街というと小さく感じるが、実際に見てみるとまさにカオス。でかい。広い。いったい何件あるのかわからない。終わりのない店の波が続く。夕方になっても暑い中、とりあえず歩いて雰囲気を味わってみた。
明日は済州島へと行くため、今日のように日差しが強くては大変である。熱中症にもなりかねないので帽子を買うことにした。ソン姫のアドバイスをききながらジーンズ柄の帽子を選択。購入した。買ってみてから思ったが、父もこんな帽子を愛用してたっけ。
次の目的地は南浦洞内にある龍頭山公園<용두산공원 - ヨンドゥサンゴンウォン>なのだが、ここは夜に行ってこその観光地。まだまだ明るく、しかも暑いのでしばしカフェで時間をつぶすことにした。
しばし姫と談笑しながら周りも暗くなり始めたので公園へと向かう。公園へはいるためのエスカレータというものがあるのだが、そこに到着して唖然呆然。
「この時間はエネルギー節約のため停止しています。」
目の前にそびえ立つ頂上の見えない階段。エスカレータは停止。ああ神様、この暑さでこの坂を自力で上れと申すのか。
文句も言えずとりあえず上り始めたが、苦しさに奇声を上げるおじさんがいたり、とにかくきつい階段だった。登り続けること5分程度、やっと公園へ到着。
息を整えながら公園を散策した後、同公園のタワーに上る。なんだか京都タワーみたいな雰囲気だったが、広がる夜景は美しかった。そこにいたやる気のない女性係員が少し個性的だったことを記憶している。
タワーを降り、時間も遅くなった。明日は済州島の飛行機に乗るため朝5時起きの予定。早めに解散することにした。
地下鉄釜山駅地点で姫と解散。ホテルに戻った。
ホテルに戻ってからは明日の空港への交通手段調査。インターネットルームへ向かい、そこにいたホテルの従業員さんに協力を願う。やはりここでも日本人なのに韓国語を話すのが珍しいらしく、最初は目を丸くしていた(ふっふっふ)。釜山駅発着のシャトルバスに乗る計画だったが、始発が飛行機に間に合わないのでいろいろお話を伺いながらタクシーにすることに。姫の乗るバスの状況も調べてメモ用紙が真っ黒になるくらいメモをした。一件落着となったところで冬のソナタのことを従業員さんに聞いてみた。まさに即答。
「ヨンサマ」(にっこり顔で)
日本の韓国熱風の余波はここにも伝わっていたようである。話をいいところで切り上げ、お礼をして電話へ向かう。明日の交通手段を姫に伝えるためだ。電話にでた姫が一言。
「タクシーにしたよ」
どうやら、調べたメモ用紙は無意味だったようである。そんなこんなで夜も更けたので、この日はさっさと寝た。明日は早い。旅は済州島へ。











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