高校2年生の時に、当時の流行語であった"ホームページ"を開設してから早9年が経過した。
現存する日記は2000年7月15日からなのだが、書き込んでいる内容があまりにも痛いので現在は文体が落ち着く2000年8月14日から公開している。

2000年7月の母校新校舎建設現場 by colspan on Zooomr
9年前といえば、インターネットはダイアルアップだし、パソコンも非力だった。
自分自身を振り返っても、まだまだ大学受験のことも全く考えていないし、やることなすこと全てが子供だった頃だ。
でもそんな頃に友人のバンドの音源をホームページで配信したり、なんちゃってファンクラブサイトを作るだけの行動力が自分にあったのだなぁ、と当時の日記を読んで感慨深くなってしまった。
9年もたつと、自分も含めて同期のほとんどが社会人になって、それぞれのフィールドで活躍している。
そのうちの何人かはビッグになっていたり、フリーランスでがんばってたり、結婚してしまったりしている。
たまに振り返ってみると、自分もそこそこの年輪を刻んできたことと、流れた歳月は戻ってこないことに気づかされる。変わらないものはないのだなぁ、と。
ところで、高校時代からバンド活動をずっと続けてきた同期が努力を実らせ、札幌でちょっとした人気者になっているらしい。そして先日大手レーベルへの売り込みのため、ついに渋谷でライブを敢行することになった。
私はそのライブに駆けつけ、久しぶりに同期の熱唱する姿を見た。
衝撃だった。2000年に帯広で見た光景が、そこにあった。
9年前に感じた躍動と、全く同じものを感じたのである。
いつからか眠っていた童心が、突然目を覚ましたようだった。
時に挫折しようと、人に理解されまいと、
個人にとって価値のある事をずっと続けることは、本当に尊いことなのだ。
時が流れて変わるものがあっても、人の情熱はきっと変わらないのだ。
自分も、これまで研いできた刀を錆びさせることのないよう、
原点を忘れずに研ぎ続けて行かなければならないのだ。
だから、昔からの夢をまだまだ追い続ける彼のように、
私を一瞬だけ過去に引き戻してくれる人が、一番の宝物なのかなぁ、と思う。
ホームページを始めてから10回目の夏である。
ちなみに、彼の高校時代のアルバムの未販売分が10枚手元にあることは秘密である。
メンバーの皆さん手放さなくてごめんなさい。ちなみにマスターデータもいろいろあるよ。
もしヒットしたら手放すもんね。